毎月の掛金が決まっていて給付額が確定していない年金

企業型は企業年金の一種

確定拠出年金は、日本版401kとも呼ばれ、2001年にスタートした制度です。

確定拠出年金には、大きく分けて企業型と個人型の2種類があります。

企業型は、企業が従業員のために用意する企業年金制度の一種になります。企業年金は、かつては確定給付年金と呼ばれるものだけでした。確定給付年金と確定拠出年金の違いは、その名のとおり、拠出額(毎月の掛金)が確定しているか給付額(将来の受取額)が確定しているかの違いになります。

確定給付年金は、将来の給付額が決まっているタイプの企業年金です。これに対し、確定拠出年金は、拠出額が決まっているタイプの企業年金になります。確定拠出年金の給付額は、実際いくらになるのかはわかりません。運用の成果によって、給付額は増減することになります。

企業型確定拠出年金は、制度を導入している企業の従業員しか加入できません。企業型に入れない場合には、個人型に入るという選択肢があります。

iDeCoの愛称で呼ばれる個人型

個人型確定拠出年金は、個人で加入する確定拠出年金です。以前は、企業年金のある会社の従業員や専業主婦は個人型には加入できませんでした。しかし、2017年からは、原則として誰でも個人型に加入できるようになっています。企業型のある企業の従業員も、個人型を併用することができます。

個人型確定拠出年金は、「iDeCo(イデコ)」という愛称で呼ばれ、CMでもおなじみです。なお、個人型の毎月の掛金は固定されているわけではなく、上限までの範囲内で自分で決めることができます。掛金の上限は、職業などによって変わってきます。たとえば、自営業者の場合には月6万8000円、専業主婦は月2万3000円、公務員は月1万2000円になります。

また、企業年金のうち企業型確定拠出年金のみ加入している会社員は月2万円、確定給付年金に加入している会社員(確定拠出年金と両方加入している場合も含む)は月1万2000円となっています。