法律上の重さを実感する、契約の取り交わし

住宅ローンの審査が大きなネック

見学した一戸建て物件の中から気に入った物件があれば、物件を管理している不動産会社や仲介会社に購入の意思を伝えます。手付金として10万円前後の金額が必要になることが多いでしょう。あとは実際に買える資金が支払えるかが問題となります。即金で買える方はそう多くないでしょうから、ほとんどの方は住宅ローンを借りることになり、審査が通らないと、正式な契約には進みません。

中古においては、売主の買い替えですぐに支払いが必要ですから、一番重要なことになるでしょう。肝心なところでつまずかないためにも、ある程度の見込みは銀行などの手応えを事前に伺っておきたいものです。物件によっては、仲介している不動産会社指定の銀行で住宅ローンを組まされることもあり、その場合は直前で審査を受けるしかありません。

住宅ローンが通らなければ、手付金として入れたお金は返金されることになります。物件によっては、申し込みが先着順や抽選ということもあり、気に入ったからといっても契約の流れに行けるかわからないこともあります。

住宅ローン

契約違反となれば大きな代償を払う

大きな金額が動く不動産の売買契約ですから、それなりの契約書が交わされます。契約の始めには物件内容や取引条件などが書かれた「重要事項説明書」という書面が登場します。この書面の説明を不動産会社から受け、よく読んだ上で不動産売買契約書に署名・捺印することで契約締結となります。

法律上、署名・捺印をすることは責任重大で、すべて了承しましたということの証明ですから、最終的には自己責任になります。契約後に合意でない一方的な契約解除はできませんので、どういう理由があっても契約書の内容が最優先されます。

万が一、契約違反で解除となれば、不動産売買代金の10~20%という大きな違約金が発生してしまいます。契約金額が大きいですから、違約金も数百万単位となります。物件の頭金にも匹敵してしまうような額でしょう。

契約は慎重にしたいものです。