効率よく資産を増やすために注意しておきたいこと

税制優遇があるから資産形成に有利

確定拠出年金では、将来の年金を増やすことができます。公的年金だけでは生活していくのに十分でない時代、老後の資金は自分で準備しておかなければなりません。確定拠出年金に加入することで、公的年金で足りない分を補うことができます。

確定拠出年金では、公的年金と違い自分で運用することになるため、年金を大きく増やすことも可能になります。なお、老後資金の用意は、自分で定期預金などに預金したり、株式や投資信託を運用したり、個人年金保険に入ったりして用意することもできます。しかし、確定拠出年金を利用すれば、税制上の優遇が受けられるという大きなメリットがあります。

確定拠出年金の掛金には上限がありますから、いくらでも積み立てられるわけではありません。しかし、老後の資金に充てたい資産は可能な限り確定拠出年金で運用することで、税金を最小限に抑えて効率よく資産を増やすことができます。

運用に失敗すれば受取額が減ることも

確定拠出年金で選べる金融商品には、元本確保型の商品(定期預金、保険など)と元本変動型の商品(投資信託)があります。

元本変動型の商品の場合には、元本保証がありませんから、運用の成果によっては資産が目減りしてしまうリスクがあります。だからと言って、元本確保型の商品ばかり選んでは、資産を大きく増やすことはできません。確定拠出年金で効率よく資産形成したいなら、自分でよく考えてポートフォリオを組み運用する必要があります。

なお、確定拠出年金で積み立てているお金は、60歳になるまで引き出すことができません。途中でお金が必要になった場合に困ることがあるため、全財産を預けてしまうようなことは避けた方が無難です。

確定拠出年金には税制上のメやリットはありますが、口座開設や口座維持の手数料がかかります。手数料で損しないように注意しておくことも大切です。